中国の安い対局時計の手番スイッチの仕組み

中国の\2000の安い対局時計を分解して手番のスイッチの仕組みを見ているんだけどボタンの接点がなく、スイッチを押したときに片側の鉄片が近づくことによる静電容量の変化を認識してるっぽい。接点がないから長持ちするのかもしれない。
(2016/04/12 訂正 3枚目の写真の透明の素子が「リードリレー」とのことで、静電容量の変化を認識しているのではなく、スイッチの片側につけられた磁石が近づくことによりON/OFFになる仕組みのようです)

自分の作った対局時計で採用しているマイコンPIC1939でも静電容量変化感知機能があってそれを使用するとタッチパネルみたいに指を近づけると反応するようなスイッチが作成できる。

ただ自分の対局時計では電池を節約するため必要な処理を行った後スリープするようにしていて、これを、

・手番ボタンの押下
・時計用水晶からの外部タイマ割り込み(0.5sec毎)

の2種類のイベントで解除するようにして電池を節約しているのですが、

静電容量が変化したときにスリープ解除するような割り込みは存在しないようだったので静電容量感知スイッチを利用するのをあきらめたのだった。

静電容量スイッチだけで作成できればスイッチが基板のパターンだけでいけるのでボタン買わずにすみ安くできる。

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